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マーケットスキル習得書 〜マイノリティ・リポート〜


スペクラトゥール(思索家)再来

「マイノリティ・リポート」
習得書

マイノリティ・リポートのマーケットスキル習得書。習得すれば小粒マーケットの特性を利用して価格競争とは無縁のお金稼ぎができる。

実に1年ぶりぐらいかな?マーケットスキル習得書シリーズは。

今回の「マイノリティ・リポート」は以前お話した「スペクラトゥール(思索家)」の上位スキルのような、派生スキルのような、そんな存在です。
基本的な方針はまるっきり同じなので事前でも事後でもマーケットスキル習得書 〜スペクラトゥール(思索家)〜を併せて読んでおくとベターですが・・・

〜スペクラトゥール(思索家)を読むのがめんどくさいでしょうからさらっと解説〜
スペクラトゥール(思索家)では召喚の石/魔法の石、オルビス魔法石の書、運動帽(赤)を例に挙げ、「皆が欲しがっているけど調達が面倒なものを売ればコンスタントにメルが稼げます。現地特派員を作るなど、何とか量産体制を作ってしまえばそれほどの面倒でもないし、競争力のある価格で勝負できるって寸法なのですよ。」ということをお話しました。
【ココ超重要!】ポイントは量産体制の構築。これが他の商売人と差を付け、カンタンかつコンスタントに収益を得るための武器と言えます。

今回のマイノリティ・リポートでもアイテム調達でメルを稼ぐという意味ではまるで変わりはありません。
その一方で、マイノリティ・リポートでは量産体制を構築して競争力のある価格で勝負することはしません。スペクラトゥール(思索家)とは真逆の方向に走り、「価格競争力の必要性が非常に薄い市場」(詳しくは後述)に参入するのです。

【スペクラトゥール(思索家)とマイノリティ・リポートの違い】
価格競争に立ち向かうのがスペクラトゥール(思索家)
価格競争そのものを回避するのがマイノリティ・リポート

シンプルに言うと、ある特定アイテム市場において他の商売人さえいなければ一人勝ちっていうのがマイノリティ・リポートの核心と言えますね。詳しくは追ってご説明ということで。

この記事を最後まで読むと、マーケットが発する「マイノリティ・リポート」の存在と、その特性について知ることができます。
さらに、その特性を利用することで皆さんのメル稼ぎに多少なりともバリエーションが増えるかも知れません。

免責事項:

※この記事による情報でなんらかの損害が発生してもジャミロクは一切責任を負いません
※この記事はあくまでジャミロクのノウハウの一部を紹介したものであり、「こうすれば間違いは無い!」というファイナルアンサーではありません。
これは一つの考え方でしかないため、フリマ商売の他のノウハウを否定したり敵視するものではない点をあらかじめご了承ください。
※特に今回の記事はその特性上、公開後すぐに飛びついても恩恵は得られない可能性が非常に高いです。ここで紹介したノウハウが再びマイノリティに沈下するまでじっと機を待てる方のためにお届けします。

「価格競争力の必要性が非常に薄い市場」とは?

平たく言うと
需要:小
供給:小
みたいな小粒なアイテム市場です。

ちなみに他の例では
需要:大
供給:中
は一般的な強化書。(価格はさておき、ガシャ回す方々さえ居てくれれば安定供給はされているのです)

需要:小
供給:大
は一般的なマスタリーブック。(4次実装当初は需要と供給のバランスが逆だったんですけどねぇ)

需要:中
供給:中
は雷/日の手裏剣。(海賊実装の状況次第では今後手裏剣史上初の供給過多に転じる可能性を秘めています)

需要:ぽぷらに一人だけ確認
供給:無に等しい(1年に数冊出ればマシな方)
はクァンタム30ってところでしょうか。

・・・といった感じで、どんなアイテムにも需要と供給の力関係があり、取引の規模もそれぞれ異なるのです。これ、けっこう大事。

取引規模と約定価格の揺らぎの関係

約定(やくじょう)とは売買が成立することです。売買成立時の価格を約定価格(または約定値段)と言います。
ジャミロクはあまり「相場」という表現を好まないのですが、めいぽで言うところの「相場」とは「直近の約定価格」と同一視される傾向があるように思えます。(ホントは違うんだよ!)

下記はジャミロクの経験則なんですけど、わりと皆さん直感的に理解してもらえると思います。

〜取引規模と約定価格に関する経験則〜
取引規模が小さければ小さいほど約定価格はバラけやすい。
取引規模が大きければ大きいほど約定価格は安定しやすい。

取引規模が大きいアイテムの場合、常に多くの買い手&売り手が存在し、買い手⇔売り手の価値観がマッチした順に約定していきます。「○○メルで約定した」という情報はフリマを回ってると確認できますので、それを踏まえるなりフクロウの結果(売り注文の気配)を加味するなりして、売り手は価格を設定するし、買い手は予算や買う/買わないの意思を決定します。
取引規模が大きければ売り手も買い手もまだまだいますので今までの約定価格の情報も売り注文の気配も十分な参考値になります。なぜなら今まで約定した買い手&売り手と似たような価値観の買い手&売り手がいる確率が高いからです。
この約定価格帯がめいぽで「相場」と呼ばれるものの正体です。
そのため、取引規模が大きい場合は「相場」と「直近の約定価格」を同一視しても支障はそんなにないと言えるでしょう。(過度な妄信はオススメしませんが)

一方、取引規模が小さいアイテムの場合は様相が異なります。
取引規模が小さいアイテムの場合、「買い手がほとんど居ない!」または「売り手がほとんど居ない!」という状況がよくあります。そういう時、約定価格は著しく買い手寄り(安い)になるか、著しく売り手寄り(高い)になる傾向があります。どちらに偏るかは売り手買い手のその時の気分次第なので一様にはなりません。
その結果、約定価格は高くなったり安くなったりとバラけることになります。直近の約定価格はまるっきりアテになりません。今まで約定した買い手&売り手と似たような価値観の買い手&売り手がいる確率が低いからです。
取引規模が小さいアイテムで「相場」とやらを口に出すと相手に鼻で笑われることになります。価格交渉においてそれは「全ての説得力を無くす致命傷」となり得るのでくれぐれも気をつけましょう。

分かりにくそうなので補助イメージを。
これはある2社の株価チャート(半年間の株価推移)です。見方が分からなくてもフィーリングで見ていただいてOKです。

A社

B社

※ちょっとだけ解説。上半分の赤やら青やらの推移が株価で、下半分の棒グラフがその日の取引量です。そこだけ頭に入れておいていただければ無問題。

A社はきわめてメジャーな会社で、1日に1000万株以上も売り買いがなされています。(取引規模が大きい!)
A社の株価には比較的連続性があり、直近の約定価格もわりと参考になります。おそらく翌日の株価もだいたいの範囲で想像できるでしょう。

一方、B社はそこまでメジャーではない会社で、取引される量は1日に1万株にも満たないです。売り手か買い手かどちらかが存在せず一切約定しない日もありますね。(取引規模が小さい!)
B社の株価には連続性が乏しく、直近の約定価格なんてまるで参考になりません。翌日の株価を想像するのも困難です。

※あくまで説明の補助イメージです。実際の株式マーケットにはめいぽのマーケットにはないルールが多数存在しています。

取引規模の小さいアイテムの約定価格は時にスポーンと上に抜けたり、スポーンと下に落ちたりします。その理屈はA社B社の株価でお分かりいただけたと思います。
それなら 、 その特性を知ったうえで、スポーンと上に抜けたシチュエーションを待ってずっと高めの売り注文を出し続けておけばいいのです。
じ〜っと待てば来るんですよ。そのアイテムの売り手がジャミロクしか居ないっていうシチュエーションが。それを狙うのがマーケットスキル「マイノリティ・リポート」の核心です。
(取引規模が大きいと、そんなチャンスは一生やってきません)
小粒市場なアイテムをやや強気な価格で出し続ける!ただそれだけのシンプルなマーケットスキルと言えるでしょう。

※ちょっとだけフォローしておくと、ぼったくってやろうって気持ちはないんですよ。ジャミロクにとって「1時間にこのアイテムを○個入手できた」「1時間に○Mメル分儲かればいいか」っていう情報を基に算出してたら相対的に高めの価格設定になっちゃったってだけなのであしからず。ジャミロクにとっちゃフェアバリューなんですよ。

なので、スペクラトゥール(思索家)と比べてマイノリティ・リポートはその特性上、メルの儲かるスピードがやや遅いです。無意識的に出品し続けて、忘れた頃に売り切れてるといった感じですね。
資産形成のメインエンジンにはなりにくいというのは避けられない事実ですが、資産形成のサブエンジンとしては十分な効果をもたらします。

ジャミロク実践編

基本的にマイノリティ・リポート対象アイテムは

となります。

ケーススタディ1.古木の樹液

D.ハイスタンプとスタンピが低確率でドロップするおなじみのアイテム。
錬金術師ジェーンやアルボンのクエストで必要になり、それぞれ金目のアイテムが報酬として得られます。

意外に思われるかも知れませんが、実はこのアイテムけっこうなマイノリティに陥っています。よくよく考えればアタリマエな話でして、他に魅力的な狩場が増えたことで一昔前と比べてD.ハイスタンプ狩りをするプレイヤーが減っているのですから。
スタンピ実装で少し盛り返しましたが、人気が持続するものではありませんでした。
2008/05/21現在ではとっくに人気も冷め切っていて、ジャミロクがSDTに1時間狩りをしていても誰もやってこないなんてザラです。ほとんどのchのスタンピ独り占めぐらいザラです(そのくせスタンピカード出ないんだもんなぁ)。


↑フクロウの検索結果。ジャミロクの希望価格だとわりと高い方です。皆さんにノイズ与えたくないからって価格まで伏せたら何のこっちゃだなぁ・・・
今はこれぐらいしか扱ってる人いないんだよって参考程度にしかならないかな?ジャミロクより安く売っている層もそこまで厚くはないので、安値層が全て買われてジャミロクしか売り手がいないという状況も決して珍しくはないのです。
(こんなのいくらでも改ざんできるでしょうから、信頼性は各自で割り引いてくださいね)


ケーススタディ2.竜のうろこ

これも一昔前はかなり取引されてたんでしょうけどね・・・
既にご存知ない方が多いと思いますが、ドレイク系が落とします。
ひょっとして・・・「ドレイクって何?そんなモンスターどこいるか分かんないし狩ったことないんだけど」って方います?いそうだなぁ・・・

錬金術師ジェーンのクエストや合成の材料で必要になります。(後者はあまりニーズがなさそうです)
古木の樹液のさらにさらに上を行くマイノリティに陥っています。わざわざあんな遠くまで歩いていかなくても魅力的な狩場なんて他にたくさんあるし、神殿に用があるプレイヤーはドレイクMAPを完全スルーでしょうから、絵に描いたような過疎地域となっています。

あと、ドレイクの血もたまにドロップします。これもクエストでいくつか必要になるので売れるにゃ売れるのですが、必要数が少ないためそこまでのバカ売れにはならないでしょう。ついでに言うとドレイクMAPでたまに沸くJr.ブギのETCも同様に買い手が居るには居るのですが、沸き間隔が広いので納得できるほどの収穫量はまず得られません。
いずれも、あくまで副産物として認識しておきましょう。


↑フクロウの検索結果。ジャミロクがフクロウ飛ばしてみた数回では一人だけか、多くて二人ってところでした。見本のような小粒市場です。


ケーススタディ3.五目並べセット

これはクエストとは関係ありません。でも皆さん一つぐらいは持っているんじゃないでしょうか。用途は本来の五目並べ以外にも色々あることでしょう。右は2008/01/01 年明け直後でごったがえすきのこ神社でおみくじクエのチョピ卵を猛烈セールスするビショップの図です。

五目並べセットの材料は碁盤と碁石。碁盤はビートラビットやスタンプから入手できたはず。(スタンプかD.スタンプか忘れました)
ジャミロクの場合は今までクエストやその他色々な用事で自力入手してきたものがまだ相当手元に残っています。

いざ一つ欲しいとなっても、碁盤の入手方法を知らなかったり、五目並べセットの作成方法/作成NPCを知らない方も非常に多いです。そのため、碁盤のままではなく、あえて五目並べセットの完成品で売るのがジャミロクなりのコツ。(どのセットにすれば売れそうかは各自考えましょう)


ジャミロクの実績がアテになるか分かりませんが、いずれも結構な量売れています。ずっと出し続けて気が付いたら売り切れてて「あ、売り切れた。久々に補充しにいかなきゃ」を数サイクル繰り返すぐらいかな。(樹液で言うとナンダカンダで数百個売り上げてます)

以上、カンタンに3つほど紹介しましたが、当然これら以外にもマイノリティに陥っていて、かつ買い手が少数ながら存在するアイテムはいっぱいあります。クエストやアイテムに詳しい方ほどマイノリティ・リポートを嗅ぎ付けやすいのです。

買い手の心理

既にちょっと述べましたが、マイノリティなアイテム群は売れるスピードが非常にゆっくりです。買い手がつかなかった時に「あぁ、相場より高かったからだ。もうちょっと安くしなきゃ」なんて考えてしまう方にはこのスキルは向きません。
また、買い手の言うがままに価格を下げてしまう方にもこのスキルは向きません。
買い手に屈して叩き売りになってしまわないよう、皆さんは買い手の心理を想定してその上を行っておく必要があります。
実は買い手も買い手で、売り手の少なさに多少なりとも焦りを覚えているのだから。

実践編で紹介したアイテムは、誰にでも入手できるアイテムばかりです。ガシャでしか手に入らなかったり、需要過多のボスのドロップだったりということは絶対にありません。
ココにマイノリティ・リポートのイヤラシさがあるのです。

買い手はマイノリティなアイテムの販売価格を目にして「クエストで20個必要なんだけど、ちょっと高いなぁ・・・」と思ったとしましょう。

買い手 売り手


本日のピエロ役:ジャミロメオ

売り手はこの販売価格を提示することで「価格に不満があるなら自分で狩りにいってくださいませ。どうぞどうぞ。」という無言の選択肢をぶつけています。

ここで買い手のリアクションは2種類。

渋々買う・・・ 誰が買うか!

渋々買っていただければ結果オーライですが、そんな都合よく事が進むとは限りません。
買い手が一念発起して「誰がこんな価格で20個も買うか!自分で狩りに行ってやる!」となるかも知れませんが、何も心配することはありません。一見、交渉決裂に見えても、話はこれで終わりはしないのだから。

そもそも買い手はこのアイテムを買って済まそうとしてフリマを回っていたのですから、狩りで自力入手するモチベーションなんてほとんどありません。そんなモチベーションで狩りに出たところで、まぁせいぜい5個も入手したところでウンザリしちゃうでしょうね。

意気揚々と狩りに行くが・・・

・・・数十分後・・・

ここで買い手は面倒・不安など色んな感情に駆られた末にココロの下方修正を行います。

「残りの15個をさっきの価格で買って20個に揃えたとすると・・・1個当たり平均○○メルか。」
「待てよ?もし他の誰かに先に買われでもしたら残り15個も自力で揃えなきゃいけなくなる?ム・・・ムリだ・・・」

などなど、色々な感情/思考が入ります。平たく言うと「やってられんわ」に尽きますが。

その結果、お買い上げありがとうございます。となるわけです。
事実、ジャミロクの販売するマイノリティなアイテム群はクエストで必要な数より若干少ない単位で売れていっています。(ウチより安い店から買っていってるからかも知れませんが)
必ずしも皆が皆そういう心理になるわけではありませんが、今回ご紹介したようなアイテムを買って済まそうとしている買い手は往々にして面倒耐性が少ないのです。面倒耐性のある(言い換えれば、それも含めてゲームとして楽しめる)プレイヤーはフリマを探さずに最初から狩場に直行しているでしょうからね。

このように、買い手の心理を想定しておけば売り手も強気な姿勢で価格設定することができます。
まぁ、売り手が強気な姿勢を崩さないためのココロの防波堤ってところでしょうか。

以上、ここまでお読みいただいた皆さんはマーケットスキル習得書「マイノリティ・リポート」がバッチリ貼り付いたはず。

おめっとさんです。

新職実装前に・・・

なぜ今「マイノリティ・リポート」について触れようと思ったかと言いませば、新職業実装後に新規作成キャラが急激に増えることが大きく関係しています。新規作成キャラが増えるとその成長過程で「せめておいしい報酬のクエストぐらいはこなしておこう。でも材料集めるのめんどいなぁ・・・」な人が増えます。

潜在的な特大需要に対し、今までジャミロクがチビチビやってきたマイノリティ稼業がどうなっていくかは分かりません。
今まで通り、マイノリティ・リポートの特性を利用して稼いでいけるかも知れません。
逆に、多くの方が飛びついた結果、取引規模が大きくなって「マイノリティ」の域を逸脱してしまうかも知れません。マイノリティから逸脱しちゃうと「価格競争力」っていう要因が大きくなってきちゃうからジャミロクのアドバンテージが薄れることになります。

マイノリティ・リポートの弱点は「価格競争の発生」です。価格競争が発生した時点でこのスキルはもう通用しません。
仮にそうなったとしたら、ジャミロクはマイノリティへの沈下をじ〜っと待つか、新しいマイノリティを探し出すかのどちらかです。

マイノリティなアイテムに限らず、全アイテムの売買状況は新職業実装を境に変化を見せると思われます。新職業に手を出す気のないジャミロクにとっても、新職業実装の影響には大きな関心を抱いているのです。う〜ん、楽しみ。

〜こぼれ話 海賊実装のデッドライン〜
本家ではめいぽ5周年記念のメイプル武器に海賊用武器が実装されている以上、日本でも5周年になる前までに海賊を実装しないと海賊用メイプル武器の実装が丸々1年遅れてしまうハメになり、NEXONジャパンもメンツ丸つぶれです。日本でめいぽ5周年が来るのは7月下旬アップデートになります。

ジャミロクとしては5月のアップデートで来なかったのが驚きですが、どのみちデッドラインは7月末までと決められているも同然です。外れたところで知ったこっちゃありませんが。


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