<目次へ戻る


【下巻】クレイジー・ジェネシスト 〜ジェネシス解体新書〜


はじめに

上巻/中巻に引き続き、検証結果を別ウィンドウに開いたまま本文を読み進めて、必要に応じて参照してください。
検証結果を開いていない方はあらためてこちらを開いておいてください。

ジェネシスの費用対効果

〜ジェネシスのスキル詳細〜
LV 消費
MP
魔法
攻撃力
備考
01 2100 基本攻撃力430 ジャミロクは現在ココ
02 2200 基本攻撃力440  
03 2300 基本攻撃力450  
04 2400 基本攻撃力460  
05 2500 基本攻撃力470  
06 2600 基本攻撃力480  
07 2700 基本攻撃力490 Gさんはココ
08 2800 基本攻撃力500  
09 2900 基本攻撃力510  
10 3000 基本攻撃力520 Kさんはココ
11 3100 基本攻撃力530  
12 3200 基本攻撃力540  
13 3300 基本攻撃力550  
14 3400 基本攻撃力560  
15 3500 基本攻撃力570  
16 3600 基本攻撃力580  
17 3700 基本攻撃力590  
18 3800 基本攻撃力600  
19 3900 基本攻撃力610  
20 4000 基本攻撃力620 JさんYさんはココ
21 3950 基本攻撃力625 2008/04以降
ホーンテイル解禁で
入手可能になったものの
当分の間、流通は絶望的。
22 3900 基本攻撃力630
23 3850 基本攻撃力635
24 3800 基本攻撃力640
25 3750 基本攻撃力645
26 3700 基本攻撃力650
27 3650 基本攻撃力655
28 3600 基本攻撃力660
29 3550 基本攻撃力665
30 3500 基本攻撃力670

右表はジェネシスのスキルLVと消費MPと威力をまとめたものです。
(出典:MapleStory Wiki*

ジェネシスは他のスキルと違って、必ずしもスキルLVを上げれば上げるほど有利になるとは限りません
ご協力いただいたモニターさんのジェネシスのLVもバラバラです。
(JさんYさんはジェネ20の人ということで募集しました)

ケーススタディ:VS Mスケルゴでのジェネシス費用対効果を考える

対象はマスタースケルゴサウルス(HP:85,000)。

ジャミロクの場合はスキルLV1のジェネシスで3発で倒すことができます。
消費MPは2,100 × 3発 = 6,300

Gさんの場合はスキルLV7のジェネシスで2〜3発で倒すことができます。
消費MPは2,700 × 2〜3発 = 5,400〜8,100
(確殺率考えると平均6,750弱といったところかな)

Kさんの場合はスキルLV10のジェネシスで2発で倒すことができます。
消費MPは3,000 × 2発 = 6,000(最少!)

JさんYさんの場合はスキルLV20のジェネシスで2発で倒すことができます。
消費MPは4,000 × 2発 = 8,000(最多!)

このように、ジェネ狩りでMスケルゴ倒すのに必要な消費MPはスキルLVによってまちまちなのです。これはジェネ狩りのコストに大きく影響し、果ては上巻で説明した正味時給を左右します。
(狩りコストがかかればかかるほど赤字補填にかかる時間も長くなりますね?)
事実、別ウィンドウで開いている表のGさん-KさんペアとJさん-Yさんペアの狩りコストを比較してみると一目瞭然です。

そのため、Mスケルゴをターゲットとする場合はスキルLVを最低限に抑えるのも効率向上のコツの一つなのです。

ジャミロクオススメのスキル振り(Mスケルゴ編)はこんな感じ。

スキルLV(消費MP) 手数 合計MP

備考(いずれもジャミロク概算値)

LV1 (2,100) 3発 6,300 LV1、魔力780でMスケルゴ確殺率50%
LV11以内 (3,100以内) 2発 6,200以内 LV11、魔力890でMスケルゴ確殺率50%
LV20〜30以内 (4,000以内) 1発 4,000以内 LV20、魔力1,260でMスケルゴ確殺率50%

これらのスキル振りが最も費用対効果が良くなります。
対Mスケルゴではこんな感じである程度の確殺率を得られるようにスキルを振っていきましょう。
なお、備考で示した確殺率50%はけっこう心もとないので、実際にスキル振りをする時には魔力に多少の余裕を持つようにしてください。
(個人的には最低でも確殺率70%以上は欲しいです)

1発で倒せるに越したことはないんですけど、そもそも魔力1,260って誰にでも到達できるんでしょうか。正直、ジャミロクには雲の上の話なのでよく分からないのです。こういう時は皆さんに聞いてみましょう。

Q.ビショップ育成中の皆さんにお聞きします。この先ずっとINTに振っていくとLVいくつぐらいで魔力1,260に到達できそうですか?到達している方は、到達時のLVをお答えください。(MHの5%上乗せ、大盛り焼きそば有で)

無料アクセス解析

↑これが答えです。これを書いた時点ではどうなっているのか分かりませんが、魔力1,260まで手が届く!そのLVまで到達可能だ!と確信した超人にしか関係のない話なんですよ。Mスケルゴ1撃っていうのは。
実際、満足いく確殺率が欲しいとすると1,300〜1,350あたりを目指すことになるでしょう。

公式サイトのランキング(ぽぷらの魔法使いをご覧ください)を久々に見てみると、ちょっと前の状態で凍結しちゃってるようですが、その時点でもジャミロクの上には30人ちょっとしか存在しません。その中でアークメイジらしき人を除外していくとたぶん20人ちょいかな?

↑のアンケートの答えと、公式サイトのランキングを見比べてみましょう。
その答えが誰でも彼でも確実に到達できるLVでしたでしょうか?
それが現実。いいですか?そ・れ・が!現実なのです。


かといってジェネシスのスキルLVは上げない方がいいかというと必ずしもそうではありません。

ジェネ狩りのターゲットを珠蟲姫(HP68,000)や忍頭(HP71,000)にするとこれまたプランニングが変わってきます。
詳細は割愛しますがジャミロク概算値ではスキルLV20、魔力1,130で忍頭確殺率50%に至ります。
1発撃破のボーダーがMスケルゴより低いため、ずいぶんと到達の目が見えてきますね。(ジャミロクにはムリですが)
その場合、ジェネシスを20まで上げることもキャラによっては比較的現実的な選択肢になります。

ジェネシスをいくつまで上げるのか?
これを考えるにはご自身できっちり軸を定める必要があるのです。

【ジェネシス振り指針】

キャラのLVいくつで?(魔力いくつで?)
どの敵を?(姫・忍頭・スケルゴなど)
何発で?(3発?2発?1発?)
倒せるようになりたいですか?

ジェネシスのLVを決める要素はこれだけです。↑が決まればジェネシスのLVは必然的に決まります。

よくありがちなのが・・・

友達がジェネシスで○kもダメージ出してるから私ももっと上げなきゃ。
他のビショップのブログで○k出してる画像が!私よりLV低いのに・・・
掲示板でジェネシスのダメージ聞いたら皆私よりダメージ多かった!
なんか劣等感抱いちゃうからスキルLVあげよっと。

こんなこと言ってたら、あれよあれよとLV20まで駆け上ることになります。しかも大した理由なく。周りがどれだけダメージを出してるかというのは単にノイズに過ぎません。
上記の指針が人によって違う以上、ジェネシスのダメージがバラバラなのは必然なのです。
(現に、LV170にもなってジェネシスのLV1のビショップがいるらしいですよ)
くれぐれもノイズに惑わされないように。軸になるのは、ご自身だけです。

転職後に真っ先にジェネシスのスキルLVを20まで上げてスケルゴ2発に突入するのも本人の指針に則っていれば問題はありませんが、魔力が上がるにつれてジェネシスのスキルLVが20も必要なくなってくることも忘れてはいけません。
オーバーキルが気になるたびに、こまめにスキル振り直しができる立場の方であればご自由にどうぞなんでしょうけど。
(それにしても4次スキル振り直し券の高さは異常ですよね・・・)
ご自身の成長幅を考えて、ギリギリのラインまで引き付けるのも賢明な選択です。たとえばスキルLV10で2発確になる魔力に到達するまではLV1でガマンしよう!とか。

※一応補足:4次実装当初はジェネシス30の出所が全く分からなかったため、すぐにジェネシス30が手に入ると踏んでジェネシス20まで振ったけど・・・という方々もけっこう存在します。(ジャミロクで言うところのクァンタムですね)
ジェネシス20まで上げた方の全てが勢いや火力主義の産物ではないことをおことわりしておきます。情報不足によってそこまで上がったケースも少なからずあるのです。


ちょっと寄り道して他サイトさんのご紹介。
魔法ダメージの計算は自分でちょちょいとExcel叩けば簡易版程度ならすぐ作れますが、ダメージシミュレータを配布されてる方がいましたのでこの機会にご紹介させていただきます。

魔のダメージ計算 for VC(作:ビショっ子さん)

とんでもなく詳細なシミュレートが可能です。ジェネシス振りのプランニングに役立つことでしょう。

※ジャミロクも使用しているソフトということで紹介しましたが、万が一皆さんが使用して何らかの損害が発生したとしても責任を負うものではありません。念のため。

ジェネシスあれこれメモ 〜赤字軽減のために〜

メモ1.スケルゴサウルスの仕様

モニターの方々の狩りを観察してて感じたこと。
ジェネシス2発で倒せれば無反撃で倒せるよっていうのが一般則ですが、実はナンダカンダでビームとか接触とかけっこう食らってるんですよね。
もちろん3発で倒す場合と比べれば被ダメ頻度が遥かに少なくなっていることは言うまでもないのですが。

ジェネシスを1発当てるとスケルゴが覚醒モーション(下図)に入り、パワーアップします。
スケルゴは防御UP、Mスケルゴは攻撃UPです。

このモーションが大きいおかげで、反撃のビームを撃ってくる前に2発目のジェネシスで仕留めることができるわけですね。
ところが、この覚醒モーションをスキップしていきなりビームを撃ってくることがあります。これが想定外の被ダメ

スケルゴが覚醒モーションに入るためには一つ条件があります。
未パワーアップ状態であることです。
もっと突っ込んで言えば・・・

スケルゴサウルス:防御UP状態になっていない、かつ一度も覚醒モーションしてないこと
マスタースケルゴサウルス:攻撃UP状態になっていないこと、かつ一度も覚醒モーションしてないこと

というわけです。
スケルゴの覚醒効果は周囲の敵にも適用されるので、ダメージ食らってないけどパワーアップしているということが多々あります。
(沸きのタイミングによってはけっこうあることですよ)
要するに、覚醒する必要がない時は覚醒しないでいきなりビームっていうちょっとお利口な(そして迷惑な)仕様になってます。

なにもコロシアムにスケルゴを招いて1対1で戦ってるわけじゃないので何事もスケルゴ単体系の理論通りにいくとは限らないのです。

なので、ダメージ食らってないけどパワーアップしているスケルゴに対してはジェネシス撃つ前に遠くからディスペルで解除しておくことで覚醒スキップの想定外ビームを食らう頻度が地味に減るのです。

メモ2.発動〜撃破までのタイムラグ

ジェネシスは発動時間が非常に長いため、ダメージが出るまでに時間がかかります。
ところがジェネシスは発動した瞬間にダメージ判定がおこなわれています。
その辺は敵のHPゲージを見ればすぐに分かることと思います。ダメージ判定→ダメージ表示までに大きなタイムラグがあるのです。

ジェネシスでトドメを刺すときは、敵のHPゲージがなくなっているにも関わらず敵がまだ生きているように見えます。生きているように見えるだけで、当たり判定もなければ動くこともありません
時間が止まったかのように敵の動きがピタリと止まって、数秒後のダメージ表記で一斉に砕け散るという一見すると奇妙な状況になります。
(ジャミロク命名:ジェネシス・ザ・ワールド

↑はジェネシス・ザ・ワールド発動中の図。これ以上寄ってくることも、攻撃を仕掛けてくることもありません。忍頭の時間が完全に停止しています。

ジェネシス・ザ・ワールド失敗の図。ジェネシス発動が遅いとこんな風に断末魔のクロスカウンターをもらってしまいます。周囲の敵の状況次第でヒールが間に合わないと思ったらHP回復アイテムの使用を余儀なくされます。あぁ、もったいない。

この性質を利用するとトドメのジェネシスを少しでも早く撃てば敵の攻撃の手を止めることができます。
少しでもためらうと敵の攻撃とトドメのジェネシスがクロスカウンターになってしまいますので、周囲の敵の残りHPを瞬時に判断して0.1秒でも早く発動につなげることでジェネシス中の被ダメ頻度が少なくなるのです。
ジャミロクは他のスキルである程度削ってジェネシスでトドメっていうのをよくやります。

メモ3.瞬時に空気を読む

ジャミロクの場合はMGをかけないのでジェネシス中にスケルゴから2発目の攻撃をもらった瞬間に墓が落ちてきます。
理想は1発も食らわないか、1発食らった状態でジェネシスの硬直が解けてヒールで回復できるパターンです。
まったく、スケルゴのビームに属性付いてればレジで軽減できて2発耐久も夢じゃないのに。ちぇっ。

そんな事情もあって、ジャミロクは敵の渦中でジェネシスを撃つ際ものすごく周りを気にします。
ジェネシスの発動時間、被ダメ後の無敵時間、スケルゴのビーム撃つ間隔、8秒ルールの沸きサイクル、メモ1で説明したスケルゴのパワーアップ状態、全ての情報を瞬時に集めてジェネシス発動を判断しています。

たとえば、↓はあるHP狂ビショップの狩りのSSです。何の変哲もないSSですね?

実はジャミロク、こう見えても念写ができるんですよ。
ちょっとこの人の考えていることを念写で浮かび上がらせてみましょう。
これぐらい、ジャミロクのスタンド「クレイジー・ジェネシスト」の能力をもってすれば造作もない・・・

ふんぬっ!

ふぅ、ざっとこんなもんです。この人なんにも考えてないように見えてけっこう周囲を気にしながら狩りしてるみたいです。
少なくとも「ジェネシスど〜〜〜んっ!被ダメなんか気にしな〜い!ジェネシスど〜〜〜んっ!」ではないようですね。
(そんな能天気な振る舞いができるのはインフィニティの間ぐらいなもんです)

同じ人のSSがもう一枚ありました。こちらはジェネシス発動後の一コマのようです。

じゃぁまたこの人の考えてることを念写してみましょうか。
ふんぬぅっ!

ふぅ、念写もこの辺にしておきましょうか。けっこうエネルギー使うし、念写するたびにカメラが一台パァになるもんでね。

どうもこの人の頭の中ではジェネシスの発動タイミングがあまりよくなかったようですね。それでもヒールが間に合う可能性と、ヒールが間に合わずアイテムで回復する可能性をそれぞれ想定して冷静に対応している印象を受けます。

そう、ジェネ狩りは攻撃パターンとしては単調に見えるかも知れませんが、プレーヤーの内部処理としては決して単調なものではないのです。
↑の画像を見て分かる通り、多少のノイズが混じりつつも大量の情報が瞬時に脳内を駆け巡っています。
もちろん、「何発もらってもいいや」と開き直って考えなしに撃ちまくることも可能なんでしょうけど、正味時給を上げるため、ひいては限りあるメルを有効に使うためには少しでも被ダメ頻度を抑える必要があることは言うまでもありません。

ジェネシスの安全な発動タイミングは自分で作りにいくことも重要です。
↓の図は何が起きてるか分かります?

これだけだと何が何やらなので、解説付きをご覧ください。

レイのKBを利用して敵の背後に回り込むスペースを確保します。
それと同時に敵のビームを背後に回り込むことで回避し、目の前には隙だらけの敵の背中が映っています。
あとは即座にジェネシスを発動すれば硬直中に次のビームのダメージ受けても無敵時間の間にヒールが間に合うので一安心。(図の場合はジェネシスで昇天しちゃってますが)

レイでKBさせてビーム回避テレポ→隙ができたところでジェネシス(撃っても安全なポジションを作り出した!)という流れを一瞬で決断/行動します。

都合よくSS取るのが難しかったので敵が一体だけのものですが、敵が複数いても安全にジェネシスを撃つ機会を貪欲に狙いましょう。
(対複数は操作自体がギリギリだからSS撮影まで手が回らない!)
ビーム間隔の隙間、MISS、ジェネシス・ザ・ワールドなどなど、周囲の全情報をフル動因して戦うことになります。
(特にHP狂ビショップはこういうことには敏感に!)

次に、ジェネシスのポジション取りも大事だなっていう話。
(死んだ龍の巣MAPの場合です)

HP狂ビショップぐらいにしか役立たないかも知れませんが、ジェネシス中に被ダメもらって飛ばされた先が敵の沸かないポジションであれば2発目を食らうことなく悠々ヒールを待つことができます。
ジェネシス中の被ダメをチーズやらアイスやら食べて回復するというムダコストを軽減させるための知恵です。

大事なことなので繰り返し言いますけど、ジェネ狩りの内部処理は決して単調なものではないのです。

少しでも赤字を軽減させたい方はこれらのコツを覚えておきましょう。知識は荷物になりません。

ゼロサム狩りのススメ 〜ジェネ狩りの向こう側へ〜

中巻ではジェネ狩りで猛ダッシュすればするほど費用対効果の悪い出費(言い方を変えれば「非合理的コスト」)が発生してしまう傾向があることを説明しました。 また、赤字補填と正味時給との関係も考えるといたずらにコストを浪費するのも必ずしも効率的とは言えないってのもお分かりいただけたと思います。

「だからってこの検証結果みたいに自分でジェネ狩りコストと効率の関係を測定して、正味時給が最大化できる狩り速度とか計算しなきゃいけないの?そんな面倒なことしたくない!」

もちろん、ご自身で測定できればベストです。
が、それが面倒であることは検証を実施したジャミロクが誰よりもよく知っています。

そこでジャミロクからのご提案。
ゼロサム狩りから始めませんか?

黒字とまでは言いません。せめて黒くも赤くもない、プラスマイナス0の狩りペースです。

赤字補填力がそこまで高くない場合、猛ダッシュ時の正味時給がいちばん低くなる傾向があります。かといってあまりにケチり過ぎてもいたずらに正味時給を下げることにつながります。
(MGかけてる場合は被ダメによるムダコストを避けようとしてかえって効率を下げすぎてしまうこともありますからね)
なので、狩り終わったときに使った薬の額と、ドロップで得た額が同額になる範囲でジェネシスを使っていくのです。
少なくとも猛ダッシュよりはずっと正味時給が高くなるはず。皆さんの赤字補填力に左右されますが、たぶん正味時給が最大化されるポイントにけっこう近いんじゃないのかな?

いったんゼロサム狩りのペースと効率を体で覚えてみて、これ以上の出費を出してもなお正味時給が向上するように思えたら少しずつペースを上げていけば良いのです。どこかに皆さんにとって最適化されたペースが存在するはずです。

なお、ゼロサム狩りだと「狩りコスト」がゼロになりますので、SDTで頑張った儲けやクエスト報酬の儲けなどを狩り以外に充てることができます。狩りコストを気にする必要がない分だけ皆さんの遊びの幅が広がるでしょうし、メルの不安もずいぶん軽減されるかなと思います。
たとえば強化費用、サブ育成費用、ボス戦費用、将来の不確定リスクのための貯金(新しい装備が実装された時の対応費用)とか、皆さんが必要としてるお金は狩りコストだけではないのです。必要コストがのしかかって身動き取れなくなっている方はまず狩りコストをなくすところから始めてみましょう。

ほら、メルのない状況ってけっこうプレッシャーじゃないですか。
ジャミロクもわりと最近、ある暴君に1Gメル持ってかれたときはプレッシャーでしたけど、狩りぐらいゼロサムでどうにでもなるんだっていう気軽さがジャミロクを救ってくれました。
ノーコストでのんびり狩っていられる、そしてそれを継続していけるという意味はホントに大きいのです。

【ジェネ狩りのポイントFINAL】

Keep on hunting !!
ゼロサム狩りでムリのない狩りペースを。

そうそう、検証結果や正味時給の話をしたとき「スケルゴでジェネ狩り猛ダッシュして、赤字を姫狩りで取り戻せばもっと正味時給上がらない?」と思った方っていました?
最近じゃ姫のドロでお金になりそうなものなんて素早さ耳書ぐらいなもんでしょうに、あそこじゃ大してお金稼ぎにはなりませんて。
そんなケースを考えるぐらいなら、最初から姫でゼロサム狩りしてた方が効率いいと思います。
(リプレ住人のジャミロクとしても多くの方々がジパング回帰していただけると助かります)
それはそもそも「大仏MAPとリプレ奥地どっちが効率いい?」っていう話にすぎないのです。

では、残された龍の巣でゼロサム狩りをするには狩りコストをどれぐらいに抑えれば良いのでしょうか?

ジャミロクがしっかり調査してきましたよ。
残された龍の巣におけるドロップ額はだいたいEXP10M:0.6Mメル前後。(サクチケ有、ザクチケ無)
(SDT外。メルとETC、原石、消費アイテム売却額およびPエリ、魔法石、召喚石の評価額の合計。レアドロは含みません)
スケルゴ&Mスケルゴのレアドロのしょっぱさは多くの方がご存知でしょうから、レアドロを前提にするのはちょっと現実的ではないです。もしレアドロが出たら、その分ジェネシスを奮発すればいいのです。(スケルゴ&Mスケルゴのレアドロも一部のJACKPOTを除き大して儲からないですけどね)

つまり0.6Mメル分消費してEXP10M分(800体ぐらいかな)のスケルゴ&Mスケルゴを倒せればそれがゼロサム狩り。
このペースなら赤字補填に時間を取られることなく走り続けることができます。ジェネシスもむやみに撃つのではなく、いっぱい巻き込めそうなところで「ここだっ!」と撃つ程度になり、必然的にジェネシスの費用対効果が向上します。

ちなみに残された龍の巣でジャミロク(LV168現在)がゼロサム狩りをすると時給換算で15M前後ぐらいになりますね。死んだ龍の巣だとそれの20%オフ程度でしょうか。
(赤字補填にかかる時間はゼロなので、これがそのまま正味時給となります)
ドロップするマナエリもチョビチョビ飲んでジェネシス発動に充てています。HP狂ビショップではMGを切れるのでMP回復の全てをジェネシスに充てることができるのです。MGをかけて戦う場合はマナエリなんて焼け石に水かも知れませんが。

私事で恐縮ですが、この先ジェネシス2発に到達する予定なのと、エンジェルレイがまだ20であることを考えると、ジャミロクの上昇余地はまだまだあり、近いうちに「ジャミロク第2形態」をご披露できるかも知れません。
(LVを上げていければの話ですけど)

一方、他ビショさんではゼロサム狩りをしようにもMGの存在が頭をもたげてきます。
ゼロサム狩りが非常に困難か、できたとしても相当効率を落とすハメに。
MGかけて、EXP10M分の撃破をたった0.6Mメルの出費で切り抜けるのは大変なのかも知れません。
1体あたりおよそ750メル前後の出費に抑えないといけないのですから。
スケルゴMAPにおける現実的なゼロサム狩りはMGかけてる他ビショさんには夢物語なんだろうなぁ・・・

・・・と考えていたジャミロクの鼻っ柱を折っていただいたのはYさんの検証結果。

名前 LV 魔力 ジェネLV ラウンド アイテム消費内訳 EXP時給 3Mメル/時で赤字補填できる場合 5Mメル/時で赤字補填できる場合
合計コスト 赤字補填所要時間 正味時給 赤字補填所要時間 正味時給
Yさん 166 947 20 1 8.78Mメル 21.9M 2.9時間 5.6M 1.8時間 7.9M
2 7.77Mメル 25.6M 2.6時間 7.1M 1.6時間 10.0M
3 5.34Mメル 21.9M 1.8時間 7.9M 1.1時間 10.6M
4 2.74Mメル 15.1M 0.9時間 7.9M 0.6時間 9.7M
5 0.45Mメル 14.1M 0.2時間 12.2M 0.09時間 14.1M

検証結果の表のYさんの結果(上表:一部抜粋)を見る限り、きちんと敵の攻撃をいなして冷静に立ち回ればMGをかけていてもゼロサム狩りは決して不可能ではないようです。Yさん、ひょっとして検証中にジャミロクの真意に気付いていました?
LUKが相当高いから弱いんですなんて謙遜してましたがとんでもない!モニターさんの中で最も高い正味時給を叩き出したのは他でもないあなたなのだから。

Yさんのペースであればあと暁の露20個ちょい使ってようやくゼロサムぐらいでしょうから、Yさんがゼロサム狩りをするとたぶん13M前後ってとこでしょうか。
他のモニターの皆さんもコストを抑えて戦うという不慣れなことをしていただきましたが、それが慣れてくればもっと低コスト帯の正味時給はこれぐらいまで高められるはずです。ジャミロクとYさんが(勝手に?)太鼓判を押します!

そんな背景を踏まえて地味に輝くのがHP狂ビショップの強み。HP狂ビショップは基本的にノーコストでいくらでも狩れるので、走行速度の調整が思うままなのです。
今回ご紹介した「正味時給」という概念はジャミロクのような黒字狩りの権化が知らず知らずに手に握っていた、小さくて大きな事実。

他ビショさんは火力で戦い、HP狂ビショップは視点で戦う。
堅硬か?柔軟か?

同じビショップにも関わらず、そもそものアプローチが全く違うのですよ。
(これを履き違えると、HP狂で育成しても途中で挫折することになります)

皆さんの狩りは100メートル走ではなく、フルマラソンです。
それを楽しんで走るには、ムリをせず賢くスピードをコントロールすることが必要です。
スピードを調整することは決して手を抜くことではありません。
限られた時間、限られたメルで最大限のEXPを得るための知恵なのです。

多くのプレーヤーにとって、ジェネ狩り猛ダッシュを続けて到達できる距離はたかが知れています。
いずれ資金が尽きるかも知れません。
資金が尽きなくともスケルゴ2発になって以降まるで効率が上がらないことに嫌気がさして「育成やーめた」となるかも知れません。
スキル振りによってはLV126あたりでジェネシスがLV20に達し、それ以降は表面上の効率が頭打ちにも関わらずLVアップに必要なEXPは5.48%複利で跳ね上がり、それと同時にジェネシス代が5.48%複利で跳ね上がり・・・「強くもならないのになんでLV上げてんだろう」と萎えてもおかしくないでしょう。

もし皆さんがジェネ狩り猛ダッシュの効率(表面上の時給)にだけご執心であれば、皆さんの正味時給はせいぜいソコ止まりです。
この限界を打破する方法は思いつくだけで二つ。

もちろん、他にもアプローチはあるかも知れませんけどね。

皆さんは今回の記事を通して「ジェネ狩りの向こう側」があることを知ってしまいました。
表面上の効率と正味時給は必ずしも一致しないことも知ってしまいました。
正味時給を最大化させることでジェネ狩り猛ダッシュを凌駕する効率を出せる可能性があることを知ってしまいました。

ジェネシスを過信しない。他の攻撃スキルを軽視しない。キチンと費用対効果を考えて使い分けることが大切です。
ジェネ狩り猛ダッシュの表面上の効率にウホウホ言うのはその辺の大金持ちか、超高LVか、お調子者に任せておきましょう。
つられてウホウホ言う必要なんて1ピコグラムもありません。

ご自身にマッチした情報はご自身で

ザクチケを使っているか、使っていないか
Pでメルを買っているか、買っていないか(MTSで直接エリクサー買うケースもありそうですが)
ソロ狩りか、グル狩りか
狩り時間が十分にあるか、そんなにないか
SDTに狩りができるか、できないか

皆さんを取り巻く環境は多種多様です。
1時間狩りをするにしても、その重みは全く違ったものになります。
赤字補填力も立ち回りも狩場も魔力も全く違います。
当然、どの程度の狩りペースで正味時給が最大化されるのかも全く違ったものになります。「LV○○○ならこれぐらいのペースで狩りましょう」なんて一元化された答えが出ることは絶対ありませんので狩りのペースはご自身で決めましょう。
ジャミロクはジャミロクでしかないので、ジャミロクに聞かれてもお答えできません。
最適な狩り速度が必ずあり、それは猛ダッシュとは必ずしも合致しないということが断言できる程度です。

皆さんはそれぞれ走るスピードの違うランナーです。皆さんに必要なのはあくまで自分にとって最適な走行ペースを見つけること。そして他人のノイズに惑わされないこと。(特にお金持ちのノイズには耳を貸す価値なんかない!と断言します)

また、この先何があるか分かりません。
ジェネシスの仕様が上方/下方修正されるかも知れません。
属性武器が実装されるかも知れません。
敵の被ダメやHPが突然変更されるかも知れません(Gファントムみたいにね)。
新しいMP回復アイテムが出てくるかも知れません。

何が起きても、最適な一手をひねり出せるような柔軟な思考が欲しいですね。
突然上り坂になっても下り坂になっても、それに応じたご自身の最適な走行ペースを見出せるようにありたいですね。

何百人、何千人、何万人とランナーがいようと、ムチャなペースでフルマラソンを完走できるランナーなんて一人もいないのですから。

本編はこれで終わりです。重要な情報はここまでに全て込めましたので、あとがきはまだ余力のある方だけご覧ください。


<目次へ戻る     あとがきへ>