この記事は以前に書いた「マーケットスキル習得書 〜強化品鑑定眼〜」の補足記事です。同記事を読んでいる前提で書いていますので、まだ読んでいない方はそちらから先にご覧ください。
同記事に追記しても良かったんだけど、追記にしては長い文章になったので別記事として切り出しました。
これがジャミロクの至った結論です。
別にこの時点で「へぇ、そうなんだ」で読むのを辞めていただいてもそれほど問題ありませんが、事の詳細は追ってお話していきます。
ここで漠然と「鬼強化品」なんて書いてしまうと、「この程度で鬼強化品?オレもっと強いの持ってるぜ」という本論と無関係の脱線を招きかねないのでテキトーに個人的ボーダーラインを引いておきます。
ひとまず今回のお話の中では評価額が紫色の価格帯(100M以上)になるものを鬼強化品と定義します。
(ジャクム兜やドラゴン武器のように未強化装備品単体で100Mオーバーになっちゃうのはまた別の話)
以前の記事で提唱したジャミロク流の強化品の評価がどれほどの実用性を持つものなのかを実践すべく今まで使い古しの強化品をちょっとずつ売ってきました。
とは言え、ジャミロクが持っているようなのはほとんどオレンジ色の価格帯(10M以上100M未満)程度のものしかないんですけどね。
それら全て、ジャミロクの評価額とはそれほどかけ離れていない価格で売買成立したんですよ。
さらに、フリマで見かける強化品も興味本位に勝手に鑑定したところ、多少のアンダーバリューこそあれジャミロク評価額とそれほどかけ離れていませんでした。
(たまに相当なアンダーバリューもありましたが、アレは換金を急いでいるか需要が少ないかのどちらかでしょう)
このことから、オレンジ色の価格帯ぐらいまでなら以前の記事で書いた評価方法はそれなりに有用だったと言えます。
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ところが先ほど定義した鬼強化品(紫色の価格帯ね)ではその様相が一変しています。
どれもこれも相当なアンダーバリュー。
ちなみにジャミロクも自分の評価額にしたがってクロスハットINT21(右図)を出品していますが買い手がつきません。もともとコレ買ったはいいけど赤色ベースなジャミロクにはビジュアル的にどうしても似合わなくて渋々売りに出してるものです。(自力で作ったワケじゃないのでそんなに大きな顔は出来ないのですが・・・)
ん?INT21ぐらいたいしたことないって?
30%2回、70%5回成功(成功確率1.5%)ってのはずいぶん優秀だと思いますけどね。これで満足できないような人はジャクム隆盛に70%7回とか焼き栗帽に30%8回とか狙えばいいんですよ。
(30%の補正値が低いからたいしたことなく見えてしまうのかもね)
それはさておき、アンダーバリューなのはジャミロクの塩漬けクロスハットだけに限りません。
他の人が出品している鬼強化品も然り。
十分に需要がありそうなものでもヘタするとジャミロク評価額の半分ほどで売っているというバーゲン状態にあることに気が付きました。
(つまり、自力で鬼強化に挑むよりも鬼強化品を購入した方が圧倒的に安上がり!)
※あくまで2007/05/28までのぽぷらにおけるジャミロク個人の観察結果ですのであしからず。
考えられるケースは2つ。
1.ジャミロクの評価方法に大きな欠陥がある(ジャミロクがオーバーバリュー)
2.他の方が何らかの理由でバーゲン投げ売り状態にしている(他の方がアンダーバリュー)
人間誰しも自分が可愛いもので、色々考えてるうちに2の線が濃厚になってきちゃいました。ごめんなさいね。
いや、1の線もちょっと考えたんですけど、実際オレンジ色の価格帯じゃなかなかうまく行ってた実績があったので。
では、鬼強化品がバーゲン投げ売り状態にならざるを得ない理由は・・・?
皆さんから得られる回答はこんな感じかな?
・相次ぐボス戦やスキル獲得のための出費がかさみ、高LV層の経済事情が疲弊しきっている
とにかく目先のお金が欲しいぐらい疲弊しきった経済事情では強化品が売れるのをのんびり待ってもいられません。現状を考えると仕方ないことです。ジャミロクはさらにこんな回答も加えておきます。
・見えない「相場」への恐怖
ジャミロクはこれこそが鬼強化品アンダーバリュー化の大きな推進力になっていると思います。
〜突然ですが皆さんに一時的に道化を演じていただきます〜
皆さんがある鬼強化品を200Mメルで出品したとしましょう。
この200Mメルという価格は皆さんがよ〜く考えた末に決めた評価額としましょう。
(皆さんにとってのフェアバリューです)
でも200Mメルで露店に並べ1週間経過・・・2週間経過・・・まだ売れません。皆さんは不安に駆られました。「相場はもっと安いんじゃないの?」
この疑心暗鬼がアンダーバリュー化の入り口です。
ビクビクしながら価格を少しずつ下げますがまだ売れません。
ある日、他の店で似たような補正の鬼強化品を見つけた皆さんはその価格に驚愕しました。皆さんの評価額を大きく下回るものでした。
「!!!相場はまだ↓なの!?」疑心暗鬼は止まりません。
皆さんはさらに価格を下げていき、終いには100Mメル切ってオレンジ色の価格帯に突入してしまいました。
最終的には皆さんがその事を思い出したくもないような価格で叩き売りになってしまいましたとさ。
仮の話とはいえ皆さんに道化を演じさせてしまって恐縮ですが、ここにどんな幻想があったかお気付きでしょうか。
鬼強化品と呼ばれるものは程度の差はあれ、相当な低確率をかいくぐって出来上がったシロモノです。
断言しましょう。
そんなレアなものが「相場」とやらを認識できるぐらいマーケットに大量に、かつ同時に出回ることはありません!
皆さんが日常語として使っている(と思われる)「相場」という概念は大量のサンプル数があってこそ成立するものです。
また、100Mメルを超える大きな買い物はたとえそのアイテムを欲しがっている人であってもそうカンタンには手が出ません。100Mメル単位のお買い物をポンポンできるようなお金持ちなんてめったに居るもんじゃありませんからね。補正がほんのわずか増えるだけで評価額が指数関数さながらに増えていくのが鬼強化品の世界です。そのわずかな補正の向上のために大金を突っ込めるプレイヤーはごくごく少数派です。
紫色の価格帯で買い手が付かないのは必ずしも価格設定が間違っているからとは限らないということを理解しましょう。
販売するアイテムが高価であるほど売買成立の確率は低いので、長期戦でドッシリ構えるぐらいの強気な姿勢が大事です。
さらに、似たような鬼強化品を売っている人が参考になるかと言うとほとんど参考にならないと言っていいでしょう。
他の人だって、幻想の相場を追いかけて疑心暗鬼の渦中にいることだってあります。換金を急いで意図的にバーゲン投げ売り価格にしてることだってあります。他の人を取り巻く状況/価値観と、皆さんを取り巻く状況/価値観が違う以上、各人で評価額が違ってくるのは至極当然のことです。
「みんなと同じ」でない事に不安を感じてしまったり、「みんなと同じ」でない事はイケナイ事なんだと感じてしまうタイプの方はより一層、肝に銘じておきましょう。
理屈のうえから言えば、希少確率の鬼強化品の方が評価価格がオーバーバリューになる傾向があると考えていただけに今回の発見はちょっと興味深いところがありますね。この鬼強化品の奇妙な特性は、「感情の勘定」は理詰め通りにはいかないことや、めいぽのマーケットがいかに「買い手有利」な市場であるかを示す大きな証左になりえます。
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このクロスハットを出品して2ヶ月ちょい。(いや、記事にする前からなので3ヶ月ぐらいかな?)
ついに買い手がつきました。ありがとうございます。

皆さんの価格設定に不要なノイズを与えたくないため、アイテムの価格は伏せさせていただきました。
なお、購買者の方と、コメント欄に皮肉をくれた方は別人物です。
こうして売買成立するまでに色々コメントもらいました。
「INT+20の相場は○○Mメルだから、それにちょっと上乗せぐらいの値段にしてよ」
「他の人はもっと安く売ってたよ?何この値段」
「タダの自慢?自慢だとしたら迷惑です。」
などなど・・・。
ここまで読んでいただけた皆さんであればこれらのコメントをどういう温度で受け止めておくべきかはお分かりのことと思います。
別にジャミロクはヤマダ電機の店員じゃないんだから、他店より1メルでもお高い場合のクレームを入れられてもねぇ・・・
中には「キツい口調で文句言えば相手が折れて安くしてくるかもしれない。それで予算圏内まで落としてくれればラッキーだな。」と思ってコメント入れてくる方もいることでしょう。
それ自体は商売の駆け引きの一つなので否定はしません。折れなきゃ済むことです。
(事実、この手の「ゴネ得」を狙ってくるのはめいぽのマーケットじゃよくあることでしょう)
一つ気になることがあるとすれば、このジャミロクの評価額に対して購買者の方がどれほど納得して買ってくれたのかということ。
「まぁ、こんなもんだろうね。思い切って買うよ」なのか、それとも
「ったく、こんなボッタクリ価格で売りつけやがって・・・こちとらすぐに必要としてるから足元見られて渋々買うけど今度会ったら覚えとけよ!」なのか
あいにくこの方のコメントは残っていないため本意は分かりませんが前者のように納得済みの売買成立であればちょっと嬉しいです。
もっともジャミロクの経済感覚から言えば、納得せずに渋々買える規模の額ではないので、価格に納得していただけたと信じきっています。
ジャミロクに色々考えさせてくれたクロスハットともこれでお別れです。
さーて、この売り上げを元手にジャミロクの風貌に似合うINT強化帽子を自力で作りますか。目標はINT+18〜20。
絹帽子(赤)かキトンサクリット(赤か闇)かバルヘッド(赤)(早く実装されないかな)と素材条件が狭いのでそうそう都合よく売ってないだろうから、自力で頑張ります。