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マーケットスキル習得書 〜強化品鑑定眼〜


このコンテンツを最後まで読むと

「強化品鑑定眼」習得書

強化品の価格設定方法が分かるようになるマーケットスキル習得書。習得すれば強化品を著しい高値で掴んだり、著しい安値で手放したりする可能性が低くなる。

たとえば
「椎茸の魔力○○、INT□□、UG0の相場を教えてください」

なんて拡声器をよく見かけますね。あの手の拡声器ってちゃんと返事が返ってきてるのかすっごい疑問。

何にでもいわゆる「相場」というものが細かに存在してるとでも思っているのかな。
百歩譲って誰かからの返答があったとして、その真偽はどう図るんだろう。

なんて心の中で生意気な口をききつつ、1分もすれば忘れちゃうわけですが・・・

このコンテンツを最後まで読むと自分で強化品の価格設定ができるようになります。ジャミロク流の強化品鑑定方法をお教えしましょう。

免責事項:

※未UGの装備品や書の価格設定は対象外です。あくまで強化品のみが対象です。
※この方法は価格設定に唯一無二の正解を与えるものではありません
※この方法でなんらかの損害が発生してもジャミロクは一切責任を負いません
(ご自分で設定していただくパラメータが価格設定に大きな影響を与えるので自己責任で)


さっそく例題

ジャミロクは右図のアモリアローブ(赤)(上)をフリマで売ろうとしています。
前提条件は下記の通り。

皆さんこのアモリアローブをいくらで売ればいいと思います?

さて、一つずつステップをこなして価格を設定しましょう。


STEP1. シミュレータをダウンロードする

強化品の価格設定に必須のアイテムは以前ご紹介した「めいぽ強化確率/費用見積もりシミュレータ」(以下、yami.xls)です。まだyami.xlsの紹介ページを見ていない方は先にそちらをご確認ください。
(今回、使用方法やそれぞれの項目の説明は割愛します)

STEP2. 条件を入力する

ダウンロードしたyami.xlsを開けましたか?
開いたら下図のように設定しましょう。

強化書成功確率:70%(0.7)
UG回数:7
合格ボーダー:7
強化書調達コスト:0.7(前提条件によると70%体力書が70万メルでしたね)
装備品調達コスト:0.12(前提条件によると12万メルでしたね)

ドロップアウト:有(強化品鑑定の際は「有」が好ましいです)

皆さんが事前に知っておくべきは強化書の市場平均価格装備品の市場平均価格です。
実践する際は皆さんでフリマ回って強化書や未UG装備品の価格を調べる作業が必要になります。
今回は例題ってことでジャミロクが強化書の価格を適当に設定させていただきました。

※グレーアウトされてるところは勝手に決まるので手入力しちゃダメです。

STEP3. %ボーダーを決める

実はこの時点で作業の半分ぐらい終わってます。もうちょいだから頑張りましょう。
yami.xlsの入力項目の下に黄色ベースの表がいくつかありますね?その3つ目の表に注目してください。

なにやら数字がウジャウジャしてますね。
説明は後回しにしてジャミロクの選択値を言います。
ジャミロクの選択値は28.26Mメル。ちなみに↓この行です。

HP+105のアモリアローブが28.26M・・・
これが露店に並んでたとして皆さんはどういう感想を持ちますか?

  1. 「高っ!」
  2. 「安っ!」
  3. 「普通じゃん?」

「高っ!」を選んだあなた・・・

ややギャンブラー思考です。
これを高いと判断するなら自分で同じ強化品を作ってみてください。28.26Mメル以内でHP+105のアモリアローブを作れる確率は49.72%。残る50.28%(100%-49.72%=50.28%)の確率でこれより高くつきます。
「こんな高い価格にしなくても自分はもっと安く作れたっつの」となる確率と
「あーあ、自分で作った方が安く済むと思ってつぎ込んだ金がもう28M・・・しかも手元に何も残ってないよ・・・死にたい」となる確率がおよそ五分五分。

「安っ!」「普通じゃん?」を選んだあなた・・・

きわめて安全思考です。
自分で同じ強化品を作ろうとすると50.28%(100%-49.72%=50.28%)の確率でこれより高くつきます。そんな「最悪なケース」を避けるためにこの値段で手を打とうってわけですね。

つまり、シミュレータが弾き出した確率を基に
「自分で作った方が安上がりかも」と「自分で作るとかえって高くつくかも」の狭間となる価格に設定しましょう。
ジャミロクはだいたい50%ぐらいが妥当かなと思います。皆さんも適当な%ボーダーをざっくり決めちゃってください。

これで価格は9割方確定しました。
ここで最後に隠し味。

STEP4. 手心を加えよう

皆さんの決めた%ボーダーきっちりの価格である必要はありません。強化品のあらゆる要素を加味して価格を上下させましょう。

たとえばジャミロクの手心・・・

「ジャミロクの使い古しだし、今は体力書がやや少ないから必要な人には多少安く譲ってあげたいな。
最近はINT極振りが多いからLUK必要なアモリアローブじゃ需要がないかも知れないからちょっと安くしよっか。
欲しいものがあるから早めにお金に換えたいんだよなぁ。ちょっと安くしよ。 」

今回ジャミロクはマイナス方向の手心を加えましたが、「強化品の需要が多い」「そのアイテムの供給が非常に少ない」「それほど換金を急いでいない」というプラス方向の手心もあります。ここは皆さんの価値観の見せ所です。

で、ジャミロクはマイナス方向の手心を加えた結果・・・
うーん、ざっと21.72Mメルってところかな。シミュレータの2ライン分安くしてみました。

価格が決定しました

ということでジャミロクのファイナルアンサー。
ジャミロクはHP+105のアモリアローブ(赤)(上)に21.72Mメルという価格を付けます。

この価格に対し「うわ高っ!アンタ相場知らないの?」的なコメントが来ても気にすることはありません。そういう人はこれより安いコストで作れる自信があるってことなので自分で作ってもらえばいいんですよ。もちろん、皆さんが早くお金に換えたいっていう事情があればその要求に応じて価格を下げるのもアリですけどね。

どうです?強化品の価格の設定方法が分かりました?
他の強化品でも皆さんが「強化書の市場平均価格」「未UG装備品の市場平均価格」さえ把握できればカンタンに価格が設定できますね。そして「%ボーダー」「手心」という皆さんの価値観に基づく要因で設定価格は大きく左右されます。
なので、誰がやっても同じ答えになるものではありません。
皆さんと違う価格設定をしている人に自分の考えを押し付けたりしないよう注意しましょう。
(ひょっとしたら他の人はもっと詳細な価格設定方法を採用してるのかも知れませんよ?)

以上、ここまでお読みいただいた皆さんはマーケットスキル習得書「強化品鑑定眼」がバッチリ貼り付いたはず。

おめっとさんです。

他にもいくつかマーケットスキルはあるのですが、それはまた別の話。
↓に補足を入れておきます。ここまでの内容でお腹いっぱいになっちゃった方は読まなくてもそれほど問題ないと思います。
(ここまでの内容でじゅうぶん実用的なレベルにはなっていると思うので)

補足1:相殺される2つの要素

実は前述の価格設定過程で全く触れなかった要素があります。それぞれマイナス要因とプラス要因です。

【マイナス要因】シミュレータの不完全性

今回の例題となった70%体力書7連続成功品(右図)は合計補正が+105です。シミュレータでは70%書が7回連続成功する可能性にしか触れていません。下図のようなケースですね。

 
70%
70%
70%
70%
70%
70%
70%
成功
+15
成功
+15
成功
+15
成功
+15
成功
+15
成功
+15
成功
+15

じゃぁ70%書を貼っても変化無し(闇らず)の場合はどうなるんでしょう?そのまま「あーあ失敗しちゃったよ」って捨てちゃうわけじゃないですよね。ジャミロクはよくやりますけど、そういう場合は30%書を貼って起死回生をはかります。
ジャミロクはこれを「敗者復活戦」と呼んでいます(下図)。

 
70%
70%
70%
70%
30%
70%
70%
成功
+15
成功
+15
成功
+15
変化なし
0
成功
+30
成功
+15
成功
+15

こんな感じで複数種類の書が絡んでくる複雑系でもHP+105に到達します。
残念ながらこのようなケースはシミュレータではフォローしきれません。10%書とかも考慮に入れると複雑系パターンはもっと増えます。 (確率は低いけど)

70%全成功以外のケースを考えると正味の成功確率はもう少し上がります。
(下図はイメージです。正味確率は適当です。)

なので50%ぐらいの%ボーダーを決めても、正味の50%ボーダーはわずかに上になります。
(30%全成功など「揺らぎ」がまったくない場合はシミュレータが弾き出す確率と正味確率が合致します)
つまり、シミュレータの不完全性を考慮するのなら設定価格をマイナス方向にシフトするべきということになります。

【プラス要因】買い手の「面倒回避コスト」

めいぽにおいて最も優先されるのは、どうやら「LV上げのための狩り」のようです。
また、強化品を自分で作るにはかなりの手間がかかります。

フリマを回って装備品を買って、書を買って、ひたすら貼り付けて・・・
そんな面倒が回避できるのなら、多少高くついても強化完成品を買ってしまった方が良いと考えるのも当然といえば当然。

皆さんはどちらを選択しますか?
そう、これが面倒回避コストの正体です。

つまり、買い手の「面倒回避コスト」を考慮するのなら設定価格をプラス方向にシフトできるということになります。

ジャミロクはこれらの要素を相殺できる程度だと考えています。皆さんの価値観や強化品の種類によってはどちらかの要素が強まったり弱まったりするのでその時は適当にアドリブ効かせて対処してください。


補足2:この設定方法が役に立たないパターン

ジャミロクが紹介した方法では「強化書の市場平均価格」「未UG装備品の市場平均価格」を調べる必要がありました。そのため強化書や未UG装備品の供給が極めて少なくなってしまうと市場平均価格を調べられません。
(サンプル数が少ないとそこから平均値が出たとしても残念ながら信憑性はありませんからね)

例を出すと・・・ジャクムの兜とかLV110武器とかですかねぇ。
まるで美術品のごとく超採算度外視でやり取りされるのでオークや露店で希望額を聴取するなり適切な方法を取ってください。

もっとも、そんなケースはジャミロクには関係ないので知ったこっちゃありませんが。


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